プロテイン値上がりし過ぎじゃない?
止まらないプロテインの値上げ…。
特に2022年に入ってからは某格安ブランドでさえ、セール期間でも無視できないほどの高騰具合です。
しかしそれでも我々トレーニーにとってプロテインは重要なサプリメントに変わりありません。
今回はプロテインが値上がりしている理由と、少しでも無駄にしないために効果的なプロテインの飲み方について解説していきます。
- 値上げ理由は世界的需要拡大と原材料の価格高騰
- 食事とプロテインは別タイミングで
- 1回のプロテイン量をケチらない
- 筋トレしない日もプロテイン飲む
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プロテインが高騰し続けている理由
そもそも何でこんなに値上げし始めたの?
値上げが止まらないプロテインですが、まずは各プロテインメーカーの発表を抜粋しました。
世界的な需要拡大と原材料の価格高騰
各メーカーが共通して「世界的な需要拡大の影響によりプロテイン原材料の価格が高騰している」と説明しています。
需要拡大って?
テレビ番組や各種メディアでプロテインに関する情報発信が増えたこと、
また、運動不足解消目的でトレーニングを始めた人や、ダイエット目的でプロテインを摂取する人が増えたことでも需要が拡大していることがわかりますね。
最近だとコンビニでもプロテイン買えるしね!
それだけでなくプロテインの原材料であるホエイはプロテイン以外でも多く使われていて、中でも養豚業ではホエイが多く消費されています。
特にここ数年は中国の養豚場での使用量が急増していて、ホエイの生産量に対し需要が増え過ぎたため価格高騰が起きているとのこと。
また、原油価格高騰の影響による物流費・包装材の価格上昇など様々なしわ寄せが来ている状態にあります。
今すぐ見直すべき!間違ったプロテインの飲み方
筋トレ後に飲むだけじゃダメなの?
人によってプロテインの摂取量やタイミングはそれぞれ違うと思います。
もちろん飲み方の正解は1つではないのですが、効果が薄くなる勿体ない飲み方というものは存在します。
ここではプロテインを無駄にしないために見直したい効果的な飲み方を紹介します。
一日のたんぱく質摂取量が少な過ぎると効果薄
筋肥大を目的とした筋トレをしている人は一日に体重×1.5~2gのたんぱく質摂取が推奨されていて、例えば体重60kgの人の場合だと60 × 2gの120gを目安に摂取するという形になります。
肉や魚だけで120gのたんぱく質を摂取しようとするとかなりの量を食べる必要があり、それにともない塩分や脂肪分を多く取り過ぎてしまう可能性もあります。
食費も大変なことになりそう。
そこでプロテインの出番です。
通常の食事で無理のない程度にたんぱく質を摂取しつつ、一日に3回程度プロテインでたんぱく質を摂取するようにしてみてください。
腸内環境を整えるために食物繊維も摂ろう!
プロテインは1回で20g以上摂ること
1回のプロテイン摂取量を商品の表記より減らして飲んでいませんか?
1回あたりのプロテイン摂取量は20~40gが推奨されていて、
過剰に摂り過ぎると腸内環境が悪くなり下痢になったりする可能性もありますが、少な過ぎても筋肥大の効果が薄くなり本末転倒です。
基本的には商品の表記通りに摂取していれば問題ありませんが、思うように筋肥大の体感を得られない人は1回の摂取量を少し増やしてみるのもオススメです。
値上がりしてるけどケチったらダメ!
食事とは別のタイミングで摂ること
たんぱく質をたくさん摂ろうと、食事と一緒にプロテインを飲んでいる人も多いと思います。
間違っているわけではないのですが、ちょっと勿体ない飲み方になってしまっています。
重要なのは1回の摂取量よりも一日を通して体内のアミノ酸をキープしておくことにあり、
通常の食事では肉や魚・卵料理などでたんぱく質を摂り、胃のスペースが空いた間食タイミングでプロテインを飲むのが効果的です。
僕は筋トレ1時間前、筋トレ30分後、寝る1時間前に飲んでます!
筋トレしない日もプロテインを飲むこと
筋トレをしている時は筋肉の分解・合成が行われていることがわかりやすいですが、
実は筋トレをお休みしている時も同じように分解・合成が行われているため、意識してたんぱく質を摂取する必要があります。
傷ついた筋肉の修復にはたんぱく質が必要!
筋肉の合成が分解の割合を上回ることで筋肉が成長・筋肥大にもつながるため、
筋トレしない日でも朝~昼の間食、昼~夕の間食、寝る前などの空腹時に摂取しましょう。
一年中プロテイン飲み続けなきゃじゃん。
まとめ「貴重なプロテインの効果を最大限引き出そう」
“間違ったプロテインの飲み方”で書いた内容は過去の自分の実体験です。
プロテインは筋トレ直後に1杯だけだったし、勿体ないから1回で半分の量しか飲んでなかったのでそれはもう驚くほど変化がありませんでした(笑)
それから「お金かかるけどプロテイン飲みまくろう」という考え方に変わり、
朝昼晩の食事中に水代わりに飲んだり、筋トレ中に飲んでいる時期もありました。
その時は常にお腹が張っていてオナラが無限に出る状態になっただけで、肝心な筋肉の変化はほぼありませんでした。
そんな失敗を経て行き着いたのが前述のプロテイン摂取方法になります。
腸内環境のことを考えるとプロテインに頼り過ぎるのは禁物ですが、あくまで補助程度でしたらプロテインを使わない手はないと思っています。
今後どこまでプロテインが値上がりするかはわかりませんが、
どんどん貴重なものになって行く今こそ、有効な飲み方をマスターして効果を最大限引き出しましょう!