
筋トレ効果が上がる器具とかないかな?
筋トレに少しずつ慣れてきて、効率良く筋肥大できる方法を探している人も多いのではないでしょうか?
僕自身、自宅でのトレーニングをメインとしているので環境を整えるには自宅のスペース的にも限界を感じていました。
そんな時に見つけたのがAngles(アングレス)90グリップ。
ここでは、懸垂メインで筋トレしている人や高重量を扱える環境ではない人の救世主になりえるAngles90グリップについて紹介します。
- Angles90グリップはイタリア製の筋トレ器具
- 可動域が広がりしっかり刺激が入る
- 関節への負荷が最小限の優れもの
- 特に自宅・自重トレーニーは買って損なし
この記事を書いている人


Angles90とは?



アングレス?聞いた事ないなぁ。
ANGLES90社は2018年にイタリアのサイモン・スパーバー氏により設立されたベンチャー企業で、
彼がプロの体操選手として10年以上活躍していたノウハウをもとに、ドイツのミュンヘン工科大学と共同でグリップを設計・開発に取り組みました。
完成するまでには約300人のアスリートを対象に70以上のプロトタイプの開発・テストが繰り返されたそうで、販売にあたり特許も取得済みのようです。



現在は80か国以上に愛用者がいるとのこと!
Angles90グリップを使うメリット



アングレスを使うとどんなメリットがあるの?


Angles90グリップは主に懸垂やローイングなどの引く動作で本領発揮できる筋トレ器具です。
ここではAngles90グリップを実際に使ってみて感じたメリットを紹介します。
関節への負担が少なくケガしにくい
通常、チンニングバーやバーベルを握ると手首が固定されて可動域が制限されてしまい関節に負荷がかかってしまいがちです。



僕は懸垂するたびに肩がゴキゴキ鳴ります…。


Angles90グリップは手首が固定されない構造のため、自分に合った自然な角度でトレーニングでき関節への負荷が最小限に抑えられます。
そしてグリップ部分に関しても、ちょうど中指の位置がくぼんでいて握りやすさへの配慮が感じられます。



サイズも大きめなので、
手が大きい人でも問題ないと思います!


可動域が広がり低重量でも刺激を得られる
Angles90グリップはつり革のような構造になっているのでチンニングバーやバーベルのみで筋トレするよりも可動域が広がり、限界まで引き切れるようになります。
それにより自重~低重量でもしっかりと刺激を得られるようになるため、十分に環境が整っていない自宅トレーニーや懸垂メインで鍛えている自重トレーニーの人は特に買って損はないと思います。
頑丈な造りで耐荷重は安心の180kg
Angles90グリップはドイツ車にも使われている高品質のストラップが採用されていて、その耐荷重は1本あたり180kgとのことで強度は申し分ありません。
またグリップ部分も適度に重厚で安定感があり、滑りにくい素材が使われているためストレスなく使用できます。



加重して懸垂しても全然余裕でした!
Angles90グリップの効果的な使い方



アングレスはどんな筋トレで使うのがいいの?
懸垂をはじめあらゆるローイング系種目にオススメ
360度回転できるAngles90グリップの特性を上手く利用すれば筋トレのバリエーションを増やせます。
例えば懸垂でAngles90グリップを使うと順手・逆手だけでなく平行に持つパラレルグリップ懸垂なども可能になり、背中全体に漏れなく刺激を入れることができます。
またダンベルやバーベルでローイングをする際も手首や肘への負担が少ない状態で背中に刺激を入れられるので、ストレスなく安心して追い込むことができます。



これ1つで本当に筋トレの幅が広がりますよ!
2種類のグリップの握り方


Angles90の公式で2種類のグリップの握り方が紹介されています。
一つ目は握力を持続させやすいエルゴメソッド。
Angles90グリップの構造上パワーグリップとの併用が難しいためどうしても握力が消耗してしまいますが、手に沿った円形グリップの効果で多少握力が持続しやすい気がします。



ただパワーグリップを使えないのはデメリット。
二つ目はグリップに力を込めやすいパワーメソッド。
エルゴメソッドを逆さまにした使い方で、手のひらの接地面が広くなり比較的高重量も扱えるようになります。



それでも高重量を扱うのは握力的にキツイかも。
ジムのマシンやバーベルに装着


Angles90グリップは着脱が非常に簡単なので、ジムのマシンや公園の鉄棒などでも気軽に使えます。
ダンベルやバーベル・懸垂(チンニング)は勿論、ラットプルダウンなど引く動作のトレーニングにひねる動作を加えることができ、今まで以上に筋肉を収縮させられるようになります。
初心者はAngles90グリップを使った自重~低重量のトレーニングでも十分効かせられ、普段から高重量を扱っている方は追い込み用としてもオススメです。
初心者が懸垂のコツを掴むのにも最適
Angles90グリップを使うと自然に可動域が広がりターゲットの部位を意識しやすくなるため、懸垂(チンニング)を習得したい初心者の方がコツを掴むのに最適な器具です。
特に肩関節を回転させるイメージができなかったり、腕だけで体全体を持ち上げようとして1回も懸垂ができず諦めかけている人はぜひAngles90グリップを試してみてください。



筋トレ初心者にこそ使ってほしいAngles90!


まとめ「Angles90グリップは全ての筋トレ民にオススメ」
筋トレを始めたばかりの頃にベンチプレスで肩や肘を痛めてしまい、それが何年経っても完治しないため関節がゴキゴキと鳴ったり違和感を感じることが多い状態で、ネットで良さげな器具を探している時に出会ったのがAngles90グリップでした。
公式サイトでも「関節のストレスを最小限に抑える」という内容が大きく書かれていたので、半信半疑で購入してみたのですが買って正解でした!
僕と同じように関節を痛めた経験のあるトレーニーの人や、これから懸垂できるようになりたい人や自重~低重量で筋トレを頑張っている筋トレ初心者にこそ使ってみてほしい器具です。
5,000円以上するので若干高めな価格設定ではありますが頑丈で長く使えそうですし、ケガをするリスク・筋トレの効率を考えればとても良い買い物だったと思います。(むしろもっと早く買っておけば良かった!)
筋トレ歴を問わず、全てのトレーニーにオススメしたいAngles90グリップの紹介でした。