筋トレ効果が上がる器具とかないかな?
筋トレの習慣がついてきたものの筋肉の成長に停滞感を感じたり、もっと効果的に筋肥大したいと考える人は多いのではないでしょうか?
僕自身、自宅での筋トレが中心なので、限られたスペースで効率的にトレーニングできる方法を常に模索しています。
そんな時に見つけたのが、ファットグリップ(Fat Gripz)です。
これはダンベルやバーベル、EZバーなどの一般的なトレーニング器具に簡単に取り付けることができ、低重量のダンベルでもトレーニングの強度と効率を向上させられる優れたツールです。
ここでは、腕を太くしたい全トレーニーにぜひ試してほしいファットグリップについて紹介します。
- ファットグリップとは?
- ファットグリップの効果的な使い方
- ファットグリップの種類と選び方
この記事を書いている人
ファットグリップとは?
ファットグリップってなに?
ファットグリップ(Fat Gripz)はその名の通りダンベル・バーベルなどの持ち手を太くする筋トレ器具で、特に腕を鍛えるトレーニングで大きな効果を発揮します。
ファットグリップの特長
ファットグリップを装着すると持ち手が格段に太くなります。
僕の手は少し大きめですが、それでもファットグリップを使うと「これ以上握りこめない!」という感覚を覚えます。それくらい強烈に太くなるので、握力が自然と強化されます。
現行品と旧型の違い
僕が使っているのは旧型のファットグリップですが、現行品は旧型に比べてわずかに短く、アジャスタブルダンベルにも対応しています。
この小さな変更により様々な器具に対応できるため、汎用性が高くなっています。
耐久性と長期使用の安定性
ファットグリップは高密度で頑丈なゴム素材で作られており、メーカーによると半永久的に使えるとのこと。
ちなみに僕は2018年に購入しましたが、今でも装着面が緩んだり滑りやすくなることはなく、長期間にわたって安心して使えています。
上腕・前腕に与える絶大な効果
ファットグリップをダンベルやバーベルに装着すると、握りこめないくらい持ち手が太くなります。
そのため、トレーニング中は持ち手を安定させるために自然と強いグリップが必要になります。
これにより上腕や前腕の筋肉が総動員され、通常のトレーニングでは味わえないような深い刺激を得ることができます。
上腕と前腕を同時に鍛える
ファットグリップの最大の特徴は、上腕と前腕の両方に強い刺激が入ることです。
これにより「二頭筋だけ」「前腕だけ」といった具合に種目を細かく分ける必要がなくなり、たとえばカールをするだけで上腕二頭筋と前腕を同時に鍛えることができます。
これは筋トレの効率を上げるだけでなく、二頭筋は成長してきたけれど前腕が細いと感じているトレーニーにとって特に効果的です。
低重量でもガッツリ刺激が入る
ファットグリップの太さにより握力が必要となり、前腕を含む腕全体の筋肉を大きく使うことになります。
そのため、握力に加え腕の安定性も求められ、いつも以上に筋肉が疲労しやすくなります。
この結果、ファットグリップを使うことで低重量でも十分な負荷を得られるようになります。
特に自宅トレーニーで高重量を扱える環境がない場合でも、ファットグリップを活用すれば筋トレの効果を高めることが可能です。
自宅トレーニーには革命的な筋トレ器具!
ファットグリップの効果的な使い方
ファットグリップの効果のある使い方は?
ファットグリップは、筋トレの効果を一段と高めるための優れたツールです。
ここでは、僕が実際に使ってみて効果を実感した活用法を紹介します。
ダンベルやバーベル・EZバーなどに装着した状態でのカール
ファットグリップはダンベルやバーベル、EZバーに装着してカールを行うことで通常のカールよりも前腕や腕全体に強烈な刺激を与えられます。
僕が特に気に入っている筋トレ種目は、EZバーでのアームカールとダンベルハンマーカールです。
EZバーでアームカールを行うと、通常でも前腕の内側(尺側手根屈筋、橈側手根屈筋、長掌筋)に負荷がかかりますが、ファットグリップを装着するとその負荷がより一層強まります。
トレーニングの難易度は上がりますが、結果として通常のアームカールよりも筋肉のパンプ感が強くなるのでオススメです。
一方、ダンベルハンマーカールでは主に上腕筋や腕橈骨筋を鍛えることができます。
ファットグリップを使うことで持ち手が太くなり握る力が強くなるため、通常のハンマーカールに比べてより激しい負荷を感じることができます。
これにより低重量でも十分なトレーニング効果を得ることができ、関節への負担を減らしながらも筋肉をしっかりと鍛えられます。
そしてダンベルでのハンマーカールでは主に上腕筋・腕橈骨筋が鍛えられますが、持ち手が太くなり通常時より強く握ることによって低重量でも激しい負荷を感じることができ相性抜群です。
前腕がみるみる太くなるファットグリップ!
プッシュ系の筋トレ種目にも効果的
ファットグリップはベンチプレスやオーバーヘッドプレスなどプッシュ系の筋トレ種目にも効果的です。
持ち手が太くなることで手のひら全体でバーベルやダンベルを支えることができるため、押し上げる動作の安定感が向上します。
また、持ち手の太さにより握力が強化されるため腕や肩の筋肉の活性化にもつながります。
僕は最近、バーベルにファットグリップを装着して中重量のベンチプレスを行うのがお気に入りです。
この方法は大胸筋へのストレッチを強調しながらトレーニングできるため、筋肉のパンプ感が高まります。
そしてファットグリップを使用することで、筋肉への負荷がより均等に分散され肩や肘への負担も軽減できるのも大きなメリットだと感じます。
持ち手が太くなることにより握りこみが甘くなりがちなため、落下など安全に十分注意してください。
ファットグリップの種類と選び方
ファットグリップって色んな種類があるの?
ファットグリップにはさまざまな種類があり、選ぶ際には自分の手の大きさや握力、トレーニングの目的を考えることが重要です。
ここでは、代表的なファットグリップの3種類とその特徴を紹介します。
ファットグリップズプロ(青)
外径が5.7cmで、ファットグリップの中では最も一般的なタイプです。
ほとんどのトレーニーに適しておりバランスの取れた太さなので、初めてファットグリップを使う方に最適です。
耐久性も高くさまざまなトレーニングで活用できるため、まずはこの青色のプロから試してみてください。
ファットグリップズワン(黒またはピンク)
外径が4.5cmと小さめで、手の小さい方や握力に自信のない方、女性トレーニーにオススメのタイプです。
「低重量でも今より筋トレの質を上げたい」と感じている方にはぜひ試してみてほしいです。
ファットグリップズエクストリーム(オレンジ)
外径が7cmと最も太く、手の大きな方や、より強い刺激を求める筋トレ熟練者に向いています。
ただし、通常よりもかなり太めなため、握力が強くないと持ちにくく感じることがあります。
初めて使う場合は、まず青色のプロから始めて、それでも物足りなければエクストリームに挑戦する方が損はないと思います。
まとめ「「低重量でもしっかりパンプ!腕を太くしたい人にオススメのツール」
ダンベルカールやバーベルカールなど、上腕二頭筋を鍛える種目をこなしていくと、腕の上部は順調に太くなりますが、僕の場合はリストカールなどを取り入れても前腕が思うように成長しませんでした。
そのため、肉体労働をしている方を見るたびに、「体全体はスリムなのに前腕が際立って発達していて、浮き出た血管がすごくカッコイイなぁ!」と羨ましく思っていました。
そんな時に出会ったのが、ファットグリップでした。
最初はただの好奇心で「新しい筋トレ器具を試してみようかな」という軽い気持ちで購入したのですが、これが驚くほど前腕に効く!(意識せずとも前腕に入る感覚)
そして低重量でもしっかり効いてパンプしてくれるのは自宅トレーニーとしてはめちゃくちゃ嬉しかったし、買って良かった!と心の底から思いました。
僕と同じように、上腕は鍛えられているけれど前腕が細くてバランスが悪いと感じている方には、ファットグリップを強くおすすめします。
いや、これは必須アイテムと言っても過言ではありません。使ってみれば、その効果にきっと驚くはずです。